若草鹿之助の「今日はラッキー!」

日記です。孫観察、油絵、乗馬、おもしろくない映画の紹介など

オータムコンサート

明日は、大阪の秋の音楽の祭典として、市民が待ちわびる、おなじみ「ヤマハ・ボーカル科サックス科合同オータムコンサート」である。

ボーカル科でもサックス科でもない私がなぜ出るのかというと、彩りに出るのである。

で、今日はそのための練習なのだが、きのうの夜Y森さんから電話があって、体調が悪いので今年は欠場するという。
Y森さんファンの皆様には、さびしいお知らせである。
私もさびしい。

「他のメンバーによろしく」と言ったY森さんの次の言葉に驚いた。
「あんたはがんばりや。トリやからな」
「ト、ト、トリって!?」
「プログラムでは、あんたがトリで、私はその前に歌うことになってた」

私はプログラムをまだ見ていない。
私がトリで、Y森さんがその前?
体調不良というより、それが気に入らなくて、出ないと言い出したのではなかろうか。

それにしても、私の「ベンチャーズ」が「トリ」とは?
私は、「トリ」というより、「トチリ」ですよ。

例年、この「オータムコンサート」のトリをつとめるのはボーカル科の実力者たちである。
去年のリンダさんのように、歌唱力は当然、ルックス、ステージアクション、どれをとってもプロ並の人達が締めくくってきた。

なぜ今年は私なのか。
プロデューサーである尊師に聞いたら、予想もしない答が返ってきた。

「今年は、食品の賞味期限改ざんや、牛や鶏の産地偽装が続きましたからね。ヤマハのトリも、賞味期限切れの偽装にしてみました」
「えーかげんにしなさいっ!」
「ホントにねっ!」