若草鹿之助の「今日はラッキー!」

日記です。孫観察、油絵、乗馬、おもしろくない映画の紹介など

ヤマハ発表会

昨日の発表会での最大の失敗は、サングラスを忘れたことだ。

いつも、かっこつけるためにサングラスをかける。
暗いステージで、サングラスは見にくい。
おまけに、老眼で、アンプの設定などの時、不便である。
しかし、私のポリシーは、ルックス優先であるから、不便さに耐えてきた。
いろいろ苦労しているのである。

ところが、最近ますます老眼がすすんだので、遂に耐え切れず、先日、レンズを遠近両用に変えて、発表会に備えていた。
それを忘れてしまった。
えらいソンである。

きのうは、クソ暑かった。
そのクソ暑い中、尊師と、ヤマハなんばセンターボーカル科を代表する熟女U山さんと、ヤマハなんばセンターボーカル科を代表するセレブマダムリンダさん、ヤマハなんばセンターボーカル科を代表する珍青年どてくんが応援に駆けつけてくれた。

いつも遠路恐縮である。
まあ、これまでは、お目当てはY森さんの珍芸だと思うから、多少気が楽だったが、Y森さん欠場となると、お目当ては私の珍芸ということになるから、恐縮度倍増である。

今回は、ベンチャーズの「ワイプアウト」と、CCRの「雨を見たかい」
ワイプアウト」の出だしのドラムソロのスピードが心配であった。

ドラムのIさんは、本番でスピードアップすることが多い。
本人はいい気持ちでたたくが、ついていくこっちは大変である。
前のリハーサルの時、念を押した。

「本番で速くたたかないでくださいよ」
「いやあ、本番となると、アリナミンが出るもんで」
「・・・アドレナリンでしょう」
「ちょっとまちがえたタケダ」
「えーかげんにしなさいっ!」
「ほんとにネッ!」

念を押した甲斐あって、私にも安心なスピードで始まったのでほっとした。
ほっとしたのもつかの間、ギターのT君の音が全然聞こえない。
ベースの音もドラムの音も小さいように思える。
私のギターの音だけが、鳴り響いている感じである。

私は、他の音に埋もれるくらいの感じが好きだ。
失敗してもわからないのではないかという安心感がある。
きのうは大変不安であった。
どの程度の出来だったかは、夢中で弾いてるので、もちろんわかりません。

「雨を見たかい」は、ボーカルが先生だったので、Y森さんが歌うときのような緊張感がなくて物足らなかった。
やっぱり、Y森さんだ。
と、日記には書いておこう。