若草鹿之助の「今日はラッキー!」

日記です。孫観察、油絵、乗馬、おもしろくない映画の紹介など

発表会へ2

発表会の曲が決まって一ヶ月、個別練習はしてきたので、一度あわせてみようということで、Y森さんのバックでギターをひく。

久々のY森さんの登場で、さあ、何が起きるかと、手に汗握って待ち構えている方も多いと思うが、Y森さんが、この日記を読んでいるから、その目を意識して、自ずと抑制した筆致の文章にならざるを得ないことを、御了承下さい。

尊師の、「じゃあ、Y森さんのギターから」との声に、「ギターはパス」。
そういえば、子供のころ、「ギターパス」というクレパスがあったけど、今でもあるんでしょうか。

何の話か。

出だしの「ジャカジャ〜ン!」に不安があるようで、今回はギターを持たずに歌うという。
なーんだ、不安なところを飛ばされたらおもしろくないとお嘆きの貴兄、御安心下さい、不安なのはギターばかりじゃありません。

歌いだしてすぐ、遅れはじめた。最初は一拍程度だったが、すぐ、二拍、三拍となり、二番が始まるころは一小節遅れで、伴奏が終わってからも、三小節歌っていた。伴奏が終わってからの方が、歌いやすそうだった。

尊師が、「じゃあ、もう一度。遅れないように」と注意したのがまずかったようで、二回目は、一拍早く歌い出してしまった。
すぐに加速して、二拍、三拍と早くなっていった。
本人もずれているのに気づいたようだが、遅れてはいけないと思い込んでいるから、調整するつもりでますます早く歌って、ズレがひどくなるから焦ってどんどん早くなり、早口言葉みたいになって、まだ二番の途中なのに、歌い終わってしまった。

尊師が、「もう一回やっときましょう」といわれたが、Y森さんは、急いで歌って息が切れてしまったからか、「今日はここまで!」と、一方的に宣言した。ふつう、「今日はここまで」というのは、先生のセリフですよ。

先生「今日はここまで」
生徒「ありがとうございました」

Y森さん「今日はここまで」
尊師「(-_-;)」

後は世間話になったのだが、驚いたことに、Y森さんは、料理教室に通ったことがあるという。私が、絵を描く話をしたとき、Y森さんも絵を描いていたと聞いた時も驚いた。それも、公募展に長く出品していたというから、本格的だ。

ヤマハ、絵、料理。Y森さんと私は、共通点が多いですね。
こういうの、何と言うんでしょうか。
似たものどうし、戦友、同じ穴のムジナ、同病相哀れむ?