若草鹿之助の「今日はラッキー!」

日記です。孫観察、油絵、乗馬、おもしろくない映画の紹介など

乗馬

先日、ショッピングセンターの前で、女性がチラシを配っていた。

どうせ、しょーもないチラシだろうと、行き過ぎようとしたら、乗馬クラブの案内だった。

乗ってみたい!
まあ、男の子なら、一度は馬に乗りたいと思うのではなかろうか。
もう男の子じゃないけど、乗ってみたいと思って、無料体験チケットをもらった。

今日、行ってきました。

大和三山(たぶん)をはるかに見下ろす、高原に乗馬クラブはあった。
チラシを配っていた女性が、インストラクターだった。
クラブには、乗馬スタイルの人達がたくさんいた。
あたりまえだ。

まず、馬小屋で、馬を見せてもらう。
で、でかい!
これに乗るのか・・・(-_-;)

「いやあ、馬って、大きいですね〜」

インストラクターの女性が、私の顔を見て笑った。
「若草さん、顔色変わりましたよ」
「・・・」
「今朝、やはり体験乗馬の、若草さんと同年輩の女性が来られたんですが、馬を見て、やめときますと言って帰られました」

「じゃあ、私も」と言いたいのをぐっとこらえる。
オレも男だ!

体験乗馬用の馬場を見てちょっと安心した。
綱を持ってもらって、くるくる回るだけのようだ。
これなら安心だ。
と思いますが。

馬は美しい。
馬の名前は、「ミルフィーユ」で、体験乗馬専門のおとなしい雌馬だそうです。
美しい馬だ。

19歳で、人間なら70歳くらいだと聞いてビックリした。

70歳、とはお若い!
いやあ、その身体の色艶、とても容色の衰えは感じられません。
人間とはだいぶちがいますね。

さあ、生まれて始めて馬に乗る。
案外簡単に乗れました。
どのように乗ったかは、おぼえてません。

馬の高さは、こわいというより、気持ちのいい高さであった。
思ったより安定している。
ただ、アブなどを追っ払うため、ときどき大きく頭を振るのは恐い。

色々説明してくれる。
「かなりの運動になるので、けっこう汗をかきますよ。まあ、半分以上、冷や汗だと思いますけど。ビギナークラスから、ていねいに指導しますので、すぐに『暴れん坊将軍』みたいに走れるようになりますよ」

誰やねん、暴れん坊将軍って。

30分、歩いたり走ったり、実に楽しかったです。
自分で歩いたり走ったりしたわけではないのに、自分で歩いたり走ったりした気になるのが不思議であった。