今回のオータムコンサートで衝撃的だったのは、ウクレレ科の男性の「コーヒールンバ」だった。
私と同じくらいのトシの人で、余裕で弾きまくるというほどではないが、まあ、ちゃんと弾いた。
立派なもんである。
初めて見る顔なので、何年目ですかと聞いたら、8ヶ月!
私は16年になるけど、ああは弾けないとがっくりきた。
「コーヒールンバ」は無理だし、「コーヒー音頭」でも無理だと思う。
ああいう人の演奏を聞くと、私はギターに向いてないと思う。
向いてなくても私は困らない。
困るのは周囲の人だけだ。
今日は、人物画教室の忘年会。
後期高齢者、中期高齢者、前期高齢者が十数人。
とっくにご主人を亡くした人もいれば、今、ご主人がガンの人、脳梗塞の人、ご本人が来年手術をするので年明けから休みますという人、親の介護といっても、95歳のお母さんと96歳の姑さんをみているとか、まあ、デッサン論、色彩論も含めて、真剣、深刻な話題が多かった。
女性たちは、「男の人はかわいそう」といってました。
そ、そうですか。(ーー;)
男がかわいそうだという点で、意見は一致していた。
しかし、最高齢かと思える女性が、しみじみと、「大事にしてあげんとあかんと思うわ」といってくれたが、それに対して、「えらいやさしいこというねー」という冷やかしと、笑い声だけで、同意の声が上がらなかったのは遺憾であった。