若草鹿之助の「今日はラッキー!」

日記です。孫観察、油絵、乗馬、おもしろくない映画の紹介など

メリークリスマス

クリスマスも、子供が小さいころが花だった。
こんな言い方をすると、イエス様に悪いが、少なくとも、我が家ではそうである。
最近の我が家のクリスマスは、盛り上がりに欠ける。

きのうは、料理教室で習った「ブッシュドノエル」に挑戦、みごと作り上げた。
子供が小さいころなら、パパが作ったケーキ!ということで、大騒ぎだったと思うが、娘も息子も、「ふーん」であった。

今日は整骨院
去年と同様、入り口にサンタの人形と点滅する色とりどりの豆電球でにぎやかである。

入ると、男性スタッフがサンタの衣装で出迎えてくれた。
去年は、若い女性スタッフがサンタ姿だった。
若い女性のサンタ姿は、「クリスマスお客様サービス!」という感じでほほえましいが、おじさんのサンタ姿は、ひいきめに見て「悪ふざけ」、どちらかというと「いやがらせ」という感じだ。

今日は、20歳半ばと思える若い男性が担当だった。
「きのうはケーキ買ったんですか」と聞くので、私が作ったと言ったら、「ふーん」であった。
いや、さすがに「ふーん」とは言わなかったが、まあウチの子供と似たような反応だった。
こういう年代の若者にとっては、「パパ手作りのケーキ」も全然値打ちがない。

私のケーキつくりの苦心談など聞く気もなく、「記憶術って知ってますか」と話し出した。

「たとえば、野口英世、豚、かぼちゃ、コウノトリ小泉純一郎を、おぼえるとしますよ」

なぜそんなものをおぼえる?

「まず、野口英世が豚にまたがってるところを頭に描くんです」

なぜそんなものを頭に描く?

野口英世を乗せた豚が走り出して、かぼちゃにぶつかって転ぶんです」

若者はいろいろしゃべってましたが私は聞く気はしなかった。
この整骨院は、客というか患者にしゃべりかけるよう、スタッフを教育している。
客の名前をよくおぼえているのには感心する。

関西最大のチェーンというだけのことはある。
創業者は、大変なリッチマンだそうだ。

最近、院長を見ないと思って聞いたら、講演などで忙しいそうだ。
創業者はじめ幹部たちは、「成功したチェーン店」のノウハウ伝授のため引っ張りだこのようだ。
たしかに、いい整骨院だと思う。

整骨院で健康保険を使ってはいけないという話を聞くが、ここの創業者の、ポルシェやヨットは、健康保険から出てるんですね。