年のせいか、近頃わけのわからんことが多い。
今日の朝刊の雑誌の広告もわけのわからんのがある。
まず、雑誌の題名がわけがわからん。
『チルチンびと』
これは、隔月刊行の雑誌で、「住まいは、生き方●地球生活マガジン」と書いてある。
特集が、「はじめての木の家」というから、木造住宅をすすめる雑誌なのだろう。
「チルチン」とはなにか、調べる気にはなりません。
アイヌ関係の言葉だろうか。
『ソトコト』というのも、わけのわからん雑誌名だ。
「ロハスピープルのための快適生活マガジン」とのことである。
「ロハスピープル」というのも、調べる気にならない。
まあ、いい人のことだという想像はつく。
ひょっとすると、私も「ロハスピープル」かもしれない。
さて、この雑誌の広告で一番わけがわからんのはここです。
「世界初!CO2排出権付き年間定期購読!」
こ、これはいったい・・・(ーー;)
頭をひねって考えてみました。
たぶん、この雑誌には、わけのわからんことがいっぱい書いてあるのだ。
で、読んでるとあくびが出る。
「CO2排出権付き」というのは、あくびをしてもよろしい、ということではなかろうか。
わけのわかるいい雑誌もある。
『月刊寺門興隆』
この雑誌の特集には、興味を引かれることが多い。
「宗門も住職も追徴課税の現実」
「住職が有罪になった寺の危機」
わかりやすいし、切実だ。
さて、今月の特集で一番いいと思ったのがこれ。
「特報:老僧のガンも治った重粒子線」
いいですね。
信用できる雑誌だと思う。
この手の雑誌だと、ふつうはこうなる。
「特報:老僧のガンも治った般若心経」
「特報:老僧のガンも治った写経の不思議」
「特別付録:老僧のガンも治った薬師如来(ハサミなしで組み立てられます)」
「重粒子線」というのもわけがわからんといえばそれまでであるが、「写経の不思議」などではなく、営業的にうまみがなさそうな「重粒子線」をとった『月刊寺門興隆』に敬意を表したいと思う。