若草鹿之助の「今日はラッキー!」

日記です。孫観察、油絵、乗馬、おもしろくない映画の紹介など

飛行機

飛行機から見下ろす町や、山や、川や、田畑、その他なんでも美しいというか、なんというか、これでよろしいという気がする。

なぜだ。
人間ははるか上空から見下ろす動物ではない。
空高くから山や川を見下ろすようにはできていない。

何千メートルの上空から見下ろしたら、なんかヘンだな、とか、なんじゃこれは?とか思うのがまともではなかろうか。

航空写真で見慣れているからヘンに思わないのだろうか。

地上で見ると雑然としたぱっとしない町も、飛行機から見ると整然として見えて気分よろしい。

とすると、鳥は、気分よく暮らしてますね。
飛び方を見てても気分よさそうだ。
いじけた飛び方とか、くさった飛び方をしてる鳥はない。
と思う。

飛行機はいい!といいたいが、こわい。
墜落はこわい。

甥のK太郎が、子供の頃、インドネシアに行く飛行機でのスチュワーデスとの会話。
墜落事故があって、ニュースで惨状を見たK太郎は、スチュワーデスのお姉さんに、「この飛行機も墜落するの?」と不安げに聞いた。
お姉さんは、にっこり笑って答えた。

「だいじょうぶよ。ボクが乗ってるから墜落しないわ」
「ボクが降りたら墜落するの?」
「・・・」