今日は乗馬クラブ。
朝、いつもの時間に大和西大寺駅で電車を待つ。
待っていると、いつもの通り、向かいのホームに、京都行き座席指定の特急が入ってくる。
この特急は、ふだんは空いているが、時々修学旅行の学生でいっぱいのことがある。
貸切ということはないようで、学生でいっぱいの車両と一般乗客がちらほらの車両の連結だ。
今日は女子高の修学旅行だ。
女子高生たちが、二人がけの座席を向かい合わせにして、四人で楽しそうにおしゃべりしたり、トランプしたりしている。
と、一番前の座席に、おじさんがやってきた。
なんたることか、最前列窓側は、おじさんの座席のようだ。
四人で向かい合わせに座ってた女子高生の一人は、立って向こうへ行った。
おじさんは、憮然たる表情で、女子高生三人に囲まれて座った。
すぐに、先生と思える男性がやってきて、おじさんに頭を下げた。
そして、座席をガッチャンと動かして、女子高生の一人が立って向こうへ行ったので、おじさんは女子高生と対面することなく、一人で座れることになった。
よかったよかった。
車内は、多少というか、相当騒がしいとは思うが、女子高生三人組の中に一人混じるよりマシだろう。
特急が出発したあとで、首をひねった。
一番後ろの車両には、一般客がちらほら乗ってたのだ。
なぜあのおじさんだけ、女子高生の群れの中に放り込まれることになったのだろうか。
近畿日本鉄道は、座席指定特急の、修学旅行生利用時の指定券発券システムについて、見直すべきではなかろうか。