若草鹿之助の「今日はラッキー!」

日記です。孫観察、油絵、乗馬、おもしろくない映画の紹介など

集中豪雨

各地で、集中豪雨による被害が出ている。

「集中豪雨」が増えてるのでしょうか。

「豪雨」というと、思い出すのは小学五年生か六年生の夏休みだ。
友達何人かで、市営プールに行く途中で、ものすごい雨にあった。
歩いて、ニ、三十分の道の半分くらいのところで、土砂降りになった。

近鉄の駅があって、雨宿りの人たちが密集していた。
プールに行く私たちは、雨に打たれてもご機嫌であった。
「どうせ濡れるもん!」という気合で、雨宿りの人たちを横目に優越感を感じながらプールへ向かった。

雨はすぐ上がって、楽しく泳ぎまくり遊びまくった帰り道、また土砂降りになった。
私たちは駅に駆け込んだ。
プールへ行くのと、帰るのとでは、心意気がちがうのであった。

私たちの小学校は、周囲より少し低いところにあったので、大雨が降ると、よく水につかった。
電話連絡網なんかない時代だから、行ってみなければ休校かどうかわからない。

長靴で、ジャブジャブと水の中を学校まで行った。
「休校」と張り紙がしてあったのかどうかは、おぼえてない。

校舎まで水につかったこともある。
私は、中がどうなってるかと思って校舎に入った。
傘たてが、ぷかぷか浮いてた。

思い出した。
何年生のときだったか、大雨のあと、ジャブジャブと学校へ向かってたら、途中の家からおばさんが出てきて、「学校、休みやったら、教えてね」といわれたことがある。

私は、重大な使命を与えられたような気がして、誇らしく思った。
非常に緊張して学校へ行ったことまで思い出したが、おばさんに報告したかどうか、おぼえてない。

う〜ん、どうだったんでしょうか。

私の脳にいいたい。
報告して感謝されたことまでおぼえていてほしかった。