若草鹿之助の「今日はラッキー!」

日記です。孫観察、油絵、乗馬、おもしろくない映画の紹介など

初めてのお出かけ

この数日、衆議院選挙のことばかり書いてきたが、堅苦しい話ばかりでもどうかと思われるので、このあたりでがらりと趣を変えて、「初孫誕生」について、じっくり書いてみたいと思う。

娘が分娩室で「陣痛測定器」みたいなのをおなかにつけて、その数値を私が逐一実況報告して、あとで怒られたことは書きましたが、私だって、面白がって実況報告したわけではない。

数字を聞いて、もう少しの辛抱だ、とか、痛みがおさまっていってるんだな、とか思えるんじゃなかろうかという、まあ、親心です。

そういったら、娘は「数字なんかいわれても、痛いのは私なんやから」といい返しました。

娘の小さいころを思い出した。
娘は、三、四歳のころ、湿疹に悩まされていた。
かゆいのでかく。
かいてはいけないといってもかく。
かわいそうであった。

あるとき、ぼりぼりかいてるので、「かいたらダメ!」といったら、娘は口をとんがらせて、「好きにさせてよ〜っ!私の湿疹なんやから!」といい返しました。

今回、「痛いのは私なんやから」といったとき、口をとんがらせなかったところに、娘の成長の跡が感じられ、頼もしく思った。

家内の出産のときの産院では、「母乳には素食がいい」とのことで、出産後の産院での食事は、素食というより、粗食系だったようだが、今回の産院は、ちがった。
最初の日の「懐石料理」からして、一杯飲みたくなるようなもので、この産院の「ウリ」の一つが、料理だというのも、うなづけた。

お産に関して、昔と色々違っているようだが、娘の場合、退院も出産後四日目と、早くなっているようだ。

9月2日には、母子そろって我が家にやってきた。

赤ん坊の名前は、「はなちゃん」に決定、花のような乙女になる予定であるが、今のところ、つぼみというか、なんというか、よくわからない状況である。

きのう、家で初めてお風呂に入れた。
ベビーバスに抱っこして入れようとして、おしっこをひっかけられた。

ラッキー!

生後五日目の新生児におしっこをひっかけられる機会はそうはないですよ。
うれしー。

はなちゃんをボーっと見つめる毎日で、きのう、こんなことをしていてはアホになってしまう!と思った。
予定日から一週間、お稽古事もすべて休んでいたのであったが、これではいかんと、今日、決然と乗馬クラブに出かけた。

私の、初めてのお出かけです。