スポーツは身体に悪い。
そう思っていたけど、バンクーバーオリンピックを見ると、冬の競技は、身体に悪いどころではなく命がけですね。
今回初めて見たスノーボード、スキーのエアリアル、ボブスレー、全部命がけ。
こういう競技は、死者続出じゃないのでしょうか。
モーグルというのはムチャクチャな競技だと思ってたけど、スノーボードの「ハーフパイプ」とかいうのはそれ以上にムチャクチャだし、「エアリアル」というのは、ほとんど「自殺行為」と思えます。
「ボブスレー」は、「そり」なんでしょうか。
爆弾か魚雷みたいな物に乗り込んで、氷の通路を突っ走る。
こっちは、自殺行為というより自爆テロに近い。
「そり」が転倒して投げ出されて、氷の通路を猛スピードで吹っ飛ばされていく選手もいた。
転倒して上下逆になって、「そり」が選手のヘルメットですべっていったのも見た。
ムチャクチャです。
ああいうことを「やろう!」というのが不思議である。
スキー場の管理人とか親とか国とか、「あぶないからやめときなさい」という人はなかったのだろうか。
言われたけど、振り切ってやってるのだろうか。
冬のオリンピックに比べると、夏は気楽なように思える。
夏の選手は怒るかもしれないが、そう思える。
人間の身体だけ使ってやる分には、「身体に悪い」くらいですむ。
スキーとかそりを使うと、「命がけ」になる。
冬のオリンピックが命がけ、なのではなくて、道具を使うと命がけになるんですね。
便利になると命がけというのも困ったものです。