はなちゃんは、眼が合うと、ニカッと笑って愛想を振りまきます。
ママやおばあちゃんが、はなちゃんを笑わせようとしてふざけると、ツボにはまれば爆笑します。
ツボがどこにあるかはまったくの不明ですし、きのうのツボは今日のツボではありません。
私が笑わせようとしてもあまり反応しませんから、ママやおばあちゃんのテンションの高さにつられてるのかもしれません。
はなちゃんのいろんな笑いの中で、もっとも高級な笑いではないかと思えるのが、おならをした後の笑いです。
以前のように、のべつ幕なしにぷーぷーと連発しなくなったはなちゃんですが、たまに、「ぷー」とやります。
「ぷー」とやってから、自分で、「えへへ」という感じで笑います。
これはかなり洗練された笑いといえるのではないでしょうか。
屁をひっておかしくもなしひとりもの
わびしい川柳ですね。
なんとつまらん状況であろうか。
はなちゃんの、「ぷー」「えへへ」は、このわびしさとは正反対のハッピーな感情を呼び起こします。
さて、はなちゃんの新陳代謝の素晴らしさには前から感心してました。
傷の治りが早いのです。
今朝、はなちゃんの寝起きの顔は傷だらけであった。
口の左右に、縦に二、三本ずつ、つめで作った切り傷ができていた。
あごとおでこにもひっかき傷。
おまけに、最近よだれが激しいからか、口の周りは絶えず赤くなってます。
あごとおでこのひっかき傷、口の周りが赤くなった上の切り傷。
どう見ても山賊の親分という感じでした。
ところが、四時ごろには、口の周りの切り傷が、きれいに消えてました。
素晴らしい回復力というか修復力というか、恐るべき赤ちゃんパワーです。
