若草鹿之助の「今日はラッキー!」

日記です。孫観察、油絵、乗馬、おもしろくない映画の紹介など

選挙

朝日新聞奈良版に、選挙結果が出ている。

野迫川村の村長選挙です。

立候補していたのは二人で、当選したのは、角谷喜一郎さん。
316票。

落選の高田将司氏は、155票です。

少ないなあ、思いましたが、有権者数が490人で、投票率が98%というのはすごいと思いました。

得票数の少なさと、投票率の高さに、しみじみしました。

この村では、落選した高田将司氏の父親が、十期四十年にわたりず〜っと村長を務めていた。
その人が引退を表明して、二人の争いとなったようです。

こういうの、「引退」ていうのかな。
ほかに言い方がありそうに思う。
「満期」とか「打ち止め」とか「え〜かげんにせ〜」とか。

こういう小さな村で、四十年も村長を務めた人の息子が落選するというのは、大変なことのような気もするし、四十年も続けた人の後にまた息子というのでは、いくら小さな村でも、「チェンジ!」ということになって当然という気もする。

当選した角谷さんは、三十年間村の職員として勤めたが、昨年村長と対立して辞職した。
どんな対立だったんでしょうか。

角谷さんは、「選挙のしこりが残らないようにしたい」と語っている。

私も、そう願います。
私なんか、しこりが残るような選挙を経験したことがないだけに、心からそう願います。

しかし、投票したら、後はなんのしこりもなくあっけらかん、というようなことでは、まともな「選挙」とはいえないのかもしれない。

いや、まともでなくても、やっぱり、何のしこりも残らない方がいいかもしれない。

よくわからんが、色々考えさせられた、というか、色々考えたけどよくわからんというべきだろう。