若草鹿之助の「今日はラッキー!」

日記です。孫観察、油絵、乗馬、おもしろくない映画の紹介など

パキータ

きのう、バレエを見に行きました。
長女夫婦と家内との四人連れ。

日本バレエ協会関西支部公演、「パキータ」「卒業舞踏会」。

場所は、大阪の国際会議場で、国際会議をするところでバレエをするのかと思いますが、国際会議場の中に、劇場があるようです。
どうなってるのか知りません。

京阪電車で行きました。
例によって、私が知らない間にできた新しい地下路線で、華麗とはいわないが、壮大な地下施設である。

駅は人影まばらでした。
こんなに壮大なものを作って、こんなに人影まばらで、京阪電車だいじょうぶかなと心配になる。

国際会議場に入って、エスカレーターに乗る。

バレエの客らしくない人達がいる。
リクルートスーツ」という感じの若い男女です。

この人達もバレエファンなのかなと思ってたら、「→朝日新聞社会社説明会」という看板が見えました。
そっちに行く人だったんですね。

ロビーは、バレエ公演独特の熱気あふれる雰囲気でした。
少女以前のちびっ子から、おねえさんお母さんおばちゃんおばあちゃんまで大集合の、女学校同窓会的盛り上がり方です。

私たちも、長女が最初にバレエを習ったS先生を見つけてごあいさつ。
私よりいくつか年上のS先生は、相変わらず「大阪で生まれた女やさかい!」的ハデハデオーラを周囲に振りまいておられました。

さて、公演です。

「卒業舞踏会」はわかるけど、「パキータ」とは?
出てくる女性の名前だそうです。

しかし、舞台が始まっても、紹介があるわけではなし、名札をつけてるわけでもないので、どれがパキータかはわかりませんでした。

パキータはわかりませんでしたが、安積瑠璃子さんはすぐわかりました。
私にもすぐわかるくらいだから、この人のかっこよさは相当なもんだと思います。

バレエ公演では、プリマバレリーナが一番目立つもんだと思いますが、きのうは、青木崇君が最高でした。
拍手も、彼に対する拍手が一番盛大でした。

まあ、美しいんですね。
ジャンプがすばらしかった。

今までに見たことがないようなジャンプもあった。
瞬間、なんだこれは!?と意表をつかれるような飛び方であった。

こっちも反射的に身体が動いてしまう。
きのう、大阪国際会議場CB38番席で、青木崇君のジャンプに合わせて身体を引きつらせてたおじさんをお見かけの方、それは私です。