節電の夏が過ぎようとしています。
家庭はそれほど苦労しなかったんじゃないでしょうか。
それぞれに、それなりに、「節電」に協力したと思います。
ウチは、私がエレキギターをやめたのが大きく貢献してますよ。
営業活動してるとこはかなり苦労したでしょう。
私が通ってるカルチャーセンターがあるビルでは、トイレで洗った手を乾かす乾燥機を止めてます。
涙ぐましいというかいじましいというか、なんともいえない節電協力です。
私の最大の節電体験は、近鉄電車の待合室の冷房がなくなったことでしょうか。
まあ、どうってことないです。
なくてもどうってことないことが多いのが困ったもんです。
二、三年前、地方都市のある商店街でなんかヘンだなと思ったことがあります。
今、全国で問題になってる、かつてはにぎわったけれどさびれちゃった商店街。
何がヘンか。
店内の照明が暗い。
さびれてるから暗いのか、暗いからさびれたのかと考えて、いや、30年前はこれがふつうだったのだろうと思いました。
明るくなりすぎてトイレで温風で手を乾燥するようになってしまった。
なくても困らないことも多いけど、ないと困ることも多いのが困る。
電力不足で節電。
水不足だと節水。
ガス不足で「節ガス」というのはないですね。
「節ガス」を呼びかけられた記憶はありません。
ガスは不足しないのか。
ガスタンクがあるからでしょうか。
じゃんじゃん使わないとガスタンクが爆発するのかも知れませんね。
将来、「節ガス」はありうるんでしょうか。