若草鹿之助の「今日はラッキー!」

日記です。孫観察、油絵、乗馬、おもしろくない映画の紹介など

検索

インターネットを知ったころ、インターネットにくわしい若者が「検索」という便利なものがあると教えてくれた。

何か知りたいことがあったら、その言葉を入れる。
たちどころにその言葉についての情報が手に入る。
何か調べるなら、今やインターネットの時代ですよ。

ほほ〜!
それは便利だ!

と思ったけど、うまくいかなかった。
ほしい情報が手に入らない。

若者は、「検索するときの言葉の選びが方まずいんですよ」と言った。

当時の私にとって「インターネット検索」は、もどかしくイライラすることが多かった。

今は非常に便利なものだと思う。
私がかしこくなったからか、インターネットがかしこくなったからかのどちらかだ。
私がこの十年ほどでかしこくなったということは考えられないから、インターネットがかしこくなったのだ。
私にだって論理的に考える力はある。

今使っている「はてなダイアリー」には「アクセス解析機能」とかいうとても立派そうな機能がついてる。

「今日はラッキー!」を読みに来てくれた人が、どんな言葉で「検索」してたどりついたかわかる。

話題になった出来事を取り上げたときは、それについて関心のある人が「検索」して読みに来る。

たとえば、女子サッカーの、アビー・ワンバック選手について書いたときは、「アビー・ワンバック」で検索してくる人が大勢いた。

一昨日、NHK日曜美術館のゲスト、藤あや子さんについて書いた。

すると、こんな言葉で検索してきた人が二人いる。

日曜美術館のゲストになぜ藤あや子

私と同じ疑問を持った人がいることがわかる。

夏休みのころには、「青虫の観察」とか「雲の観察」で来る人が多かった。
子供の宿題ですな。
参考にならなくて申し訳ない。

参考にならなくて申し訳ないといえば、今、「讃岐典侍日記」で来る人が非常に多い。
どっかの大学の授業でやってるんでしょうな。

人名で検索してこられると戸惑うことが多い。
書いたことを忘れてる。

たとえば「古川卓也」。

こんな人のこと書いた覚えはない!絶対にない!と思って調べると、2007年11月11日の日記に出てくる。

鉄道模型店だけで食べていけるか」と検索してくる人もいる。
たしかに「鉄道模型」について書いた記憶はあるが、そんな切実な問題に取り組んだ文章ではない。

NHKの番組で、「日本女子オープンゴルフ」を取り上げたのを書いたことがある。
女子アナウンサーが、美脚パンツ姿で足の長いのを見せびらかした話だ。

その絡みで来るんだろうなと思える人が後を絶たない。
来てくれるのはいいが、検索の言葉が苦々しい。

「女子ゴルフ+パンツ丸見え」

来た方も心外であろうが、来られる方も心外である。