若草鹿之助の「今日はラッキー!」

日記です。孫観察、油絵、乗馬、おもしろくない映画の紹介など

忘年会

きのうは人物画教室の忘年会。

陽気な未亡人数名のなかで、一年ほど前にご主人を亡くしたAさんは、友達にうらやましがられてるそうです。(-_-;)

未亡人じゃないBさんは、ご主人の退職後、友達から「あんたとこに電話したらいつもご主人が出る」と嫌がられてるそうです。(-_-;)

老犬老猫の介護の話も多かったです。
聞いたいたCさんが、「犬を飼いたい」と言ったら、みなさん、「やめとき!」と口をそろえてました。

老犬といえば、うちの近所の巨大犬、グレートピレネーの「白さん」は12才で、人間でいえば100才くらいだそうです。
先日、白さんの散歩に出くわしました。
何歩か歩くと座り込んでました。
座り込んだ白さんのお尻を奥さんがよいしょと持ち上げ、ご主人が励ましてまた何歩か。
いやあ、たいへんですね。

見ていてしみじみしました。

人物画教室のメンバーのなかにも、足を引きずりフウフウ言いながら通ってる人が何人かいます。
体調を崩して半年間休んでたDさんが、家にこもってばかりではと、忘年会に参加。
出ていく場があるというのはいいことですね。

私もトシのせいか、絵を描くと腕がしんどいです。
今年86才の先生に聞いてみました。

「腕は何ともおませんが、足のほうが具合悪いです」

さすがこの道70年、絵筆を取る手はまだまだ立派なもんです。
教室での熱のこもった指導も、とても86才とは思えません。
美術について熱く語り、生徒の絵に手を入れだすと、時がたつのも忘れて没頭されます。

「油絵一筋!」の気合いを感じます。

しかし、忘年会の会場へ向かう先生の足取りは、去年に比べるとめっきり衰えました。

↓モデルは美大の学生さん。
2時間でわりとうまく仕上がったと思います。