はなちゃんの髪が伸びてきました。
いつもはパパが切ってるそうです。
パパの腕は立派なもんらしいです。
パパがいないのでかわりにママかおばあちゃん、というわけにはいかんようで、美容院に連れて行くという話になった。
しかし、人見知り真っ最中のはなちゃん、だいじょうぶかな。
去年公園で知り合ったふたごちゃんは、初めての美容院でひきつけを起こすほどに泣き叫んだとママさんが言ってました。
「小さなお子様もだいじょうぶ」とうたった店だったのに。
きのう私が散髪に行ったとき、おかみさんに聞いてみました。
プロとしてのいろんな注意事項を聞かせてもらえるかもしれない。
「え？お孫さんを美容院へ？やめとき！家で、パパかママが切ったらええねん。どんな格好になろうが可愛いやん！ヘアスタイルなんかどうでもええ！ちいちゃな子連れてこられてごらん、三人がかりで押さえつけて・・・泣かれて・・・どっか切ったりしたら大ごとよ！やめとき！」
私は連れて行く立場として聞いたのであるが、おかみさんは連れてこられる立場として答えた。
アドバイスなんかとんでもない、連れてこられたら迷惑だ、と訴えた。
そういえば、何年か前、この店でちいちゃな子の散髪を見たことがある。
おやじとおかみさん、ママさんの三人で大騒ぎであった。
ママさんと子供が帰った後、おやじとおかみさんでけんかになった。
ちゃんと押さえてないからカットしづらかった、お前の押さえ方が悪い、いや、あんたの手際が悪い、いくら押さえても動くからしかたがない。
私の顔をそりながら激しく言い合うのでひやひやしたことを思い出した。
美容院はやめたほうがよさそうだ。
↓美術予備校での水彩画。
受験生と同じモチーフに挑戦しました。
受験生は、この程度の出来では許されませんよ。
