2歳児ゆうちゃんの人脈はこの近辺に限られてます。
散歩の縄張り内限定ですが、けっこう顔を知られてますよ。
この前、庭でゆうちゃんと水まきをしてたら、男の子を連れたお母さんが、「あ、ゆうちゃん、水まきしてるわ」
男の子が、「ほんまや」と言って通り過ぎました。
おばあちゃんとの散歩が多いですが、あちこちの店に入り込むので困るようです。
パン屋さんに入り込む。
客商売だから、「いいですよ。ゆうちゃん、おばあちゃんとお散歩、いいねえ」と声をかけてくれるけど、何も買わないわけにもいかないから、パンを買ったり牛乳を買ったり。
八百屋さんに入り込む。
客商売だから、「いいですよ」以下同文で、人参を買ったり大根を買ったり。
洗濯屋さんに入り込む。
客商売だから、以下同文で、洗濯物を持ち込んだりする。
整骨院に入り込む。
客商売だから、以下同文で、おばあちゃんとゆうちゃんがマッサージしてもらう。
散髪屋さんに入り込む。
客商売だから以下同文で、行くたびに散髪してもらうので、ゆうちゃんの頭は一休さんみたいにいつもツルツルである。
銀行に入り込む。
以下同文で、行くたびに定期預金を100万ほどということになって、今ではゆうちゃん名義の定期預金が1000万ほどになってしまった。
あとは、ゆうちゃんの「オーライオーライ!」人脈がある。
ガレージにバックで車を入れているのを見つけると、ゆうちゃんはすっ飛んでいって、「オーライオーライ!」とやる。
これはけっこう受けます。
今日、車でウチに向かってたら、前方の家の駐車場から車が出てきた。
すっとすれ違うと思ったら、出たところで止まってしまった。
広くもない道だから、出たところで止められるとすれ違いにくい。
なぜこんなところで止めるんだろうかと首をひねりながら最徐行ですれ違いざま、運転席の男性と助手席の奥さんがにこやかに、「おはようございます!」と会釈する。
あ!
この人が車を入れるのを見たゆうちゃんが、なんどか「オーライオーライ!」とやって、大ウケに受けたことがあったのを思い出した。
「ゆうちゃんのおじいちゃん」として認知されてたんですね。
ゆうちゃん人脈が豊かに広がることを願ってやみません。