人間、「想像力」が必要だとよく言われるし、そう思います。
思いますが、自分に想像力というものがあるのかどうか、よくわかりません。
たとえば、「雪」です。
ウチの息子のお嫁さんは、新潟の十日町の人です。
豪雪地帯ですね。
彼女から、「豪雪」の話を聞いてもよくわからんのです。
私は、まったくの興味本位で、十日町の積雪情報に注目してます。
「ほほー、きのうで1メートル積もってるのか」
「う〜ん、2メートルになったか」
「おお!ついに3メートルか」
息子のお嫁さんは、実家のことを思って心を痛めてますが、私は、心を痛めるも何も、ピンときません。
3メートル?
雪が?
それがどういうことか想像できません。
で、彼女は、冬に実家に帰ると、私のために写真を撮って来てくれます。
この週末に十日町に帰ってた彼女が、今日写真を見せてくれました。
私にもよくわかるように、家の前で彼女がにっこり笑って立ってる写真です。
彼女の後ろは雪の壁です。
高さは3メートルほどでしょうか。
想像もくそもない、写真にうつってるんでしょ!と言われても困ります。
家の横の空き地に雪が3メートル積もってるというのはどういうことなのか想像できない。
もしウチの庭に雪が3メートル積もってたら?
困りますよ。
そんな無茶苦茶なことを想像しろと言われても困ります。
3メートルの雪の壁の前で、ウチの娘たちがにっこり笑って立っている姿は想像できません。
何年か前、奈良で数センチの積雪がありました。
ウチの娘たち(いいおとなです)は、歓声をあげて雪だるまを作りました。
3メートルだったら、雪像を作ったかもしれません。
今回も、せっかくの写真でしたが、積雪3メートルというのがどういうことかよくわからなかったのでした。
↓姉妹対決!
つぶらな瞳合戦。