若草鹿之助の「今日はラッキー!」

日記です。孫観察、油絵、乗馬、おもしろくない映画の紹介など

追っかけ

今日、若い女の子に追っかけられました。
3歳くらいだと思います。

はなちゃんを連れて公園に行きました。
暖かかったので、砂場では何人か遊んでました。
顔見知りはそうすけ君だけでした。

私とはなちゃんが砂場に行くと、その中の女の子が、すーっと私に近づいてきました。
色の真っ白いくりくりした目の子です。

私を見上げて、まわりをうろちょろします。
人懐っこい子だなと思ってたら、足にからみついてきました。
ジーンズをなでたり、ポケットに手を入れたりする。

はは〜ん、この子はファッションに関心があるんだな、私の自慢の美脚ジーンズ、世界のセレブ愛用の高級ブランドと知って近寄ってきたのだろう、女の子はおしゃまだなと微笑ましく思いました。

かわいいもんですが、はなちゃんが動くのでその子ばかりにかまってられません。
はなちゃんを追って私が移動すると、なんと、その子も追ってくる。

砂をいじるはなちゃんの前でしゃがんだら、その子が背中にもたれかかる。
ママさんが笑って、「すみませんねえ」。

その子は笑いもせず、まあ無表情です。
私が、「この子は、はなちゃんていうの。お名前は?」と尋ねても答えない。

ママさんが、「おともだち、はなちゃんだって」と言っても無言です。

そのあとも、はなちゃんを追って私が動くとついてくる。
ついてくるだけじゃなくて、くっついてくる。
手をにぎったり、抱きついたりする。

父親がいないのだろうか、というようなことを考えさせるほど、くっついてくる。

はなちゃんが、ブランコに乗ってる男の子を見てたんですが、その子は私の手を取って、ブランコのところへ引っ張って行きました。
自分で乗ってこぎだしました。

ママさんは、帰り支度をするようで、向こうへ行ってしまった。
向こうの方で他のママさんとしゃべってる。

こっちも帰ろうと、その子の手を引いてママさんのところへ連れて行きました。

ママさんはまた、「すみませんねえ」

「おじいちゃんと似てるんですか?」
「いえ、ぜんぜん」

なんだったんでしょうか。