きのう、公園からの帰り、向こうから豪華乳母車がやってくるのが見えました。
このあたりで豪華乳母車と言えば、ゆうちゃんですな。
私が、「ゆうちゃんや!」と言ったら、はなちゃんが歌いだしました。
「♪ゆうちゃんは、とってもかわいい男の子!言うじゃな〜い!」
え?
こ、これはいったい・・・?
創作?
そんなはずはないにしても、どこでおぼえたのか?
びっくりしました。
やってきたゆうちゃんのママに言ったらアハハと笑って、「私が教え込んでるんよ」
そうどすか。
ゆうちゃんのママが、はなちゃん相手に、「♪ゆうちゃんは、とってもかわいい男の子!言うじゃな〜い!」とやってたんですか。(-_-;)
なんでもよくおぼえるもんです。
一昨日、おばちゃんとはなちゃんが庭に出たとき、鉢植えのムラサキシキブを教えたそうです。
「これ、ムラサキシキブって言うのよ」
はなちゃんは黙って聞いてたそうえす。
きのう、はなちゃんと庭に出たおばあちゃんが、血相を変えて飛び込んできました。
「親分!て〜へんだっ!」じゃなかった、「パパ!大変大変!」
あまりの取り乱しように、はなちゃんがけがでもしたのかと思ったら、ちがうんです。
庭に出たはなちゃんが、ムラサキシキブを見て、「むらさき〜〜〜、シキブッ!」と叫んだと言うんです。
私は、よくおぼえてるなと思ったんですが、おばあちゃんはそんなに軽く考えてはいけないというんです。
「やかん」をおぼえてるのと、「ムラサキシキブ」をおぼえてるのではレベルがちがう次元がちがうというんです。
「この子は末恐ろしい子だわ。紫式部の生まれ変わりかも知れないわ」
そ、そうなのか?
はなちゃんは、「やかん」と言えます。
やかんの生まれ変わりなのか。
冷静な私としては、はなちゃんが紫式部の生まれ変わりなのかやかんの生まれ変わりなのか、判断を保留するものなり。