はなちゃん(2歳10か月)、ゆうちゃん(1歳3ヶ月)を見てると、人間のアタマの中はどうなっているのであろうかと考えさせられることが多いです。
ことちゃん(6ヶ月)を見てる時は、そんなややこしいことは考えません。
飛び切りの笑顔を見て感激するだけです。
この笑顔を多くの方々と分かち合いたいと思って写真をとりまくって素晴らしい写真に埋もれて選ぶのに四苦八苦してる私の苦労をお察しください。
さて、はなちゃんとゆうちゃんが合流すると、奪い合いになります。
というか、はなちゃんが持ってるものをゆうちゃんが奪いに行く。
ゆうちゃんが奪い取るので、はなちゃんに別のものを持たせる。
するとゆうちゃんは、今はなちゃんから奪ったばかりのものをゴミクズのように投げ捨てて、はなちゃんの手にあるものを奪いに行く。
ゆうちゃんが奪うので、はなちゃんにまた別のものを持たせる。
するとゆうちゃんは、以下同文。
何度か繰り返すうち、おりこうなはなちゃんは、新しいものを持ったら奪われるより先に、「ハイ」とゆうちゃんに差し出しました。
するとゆうちゃんは、差し出されたものをゴミクズのように投げ捨てるんですな。
「奪い取る」ということに価値を見出してるようです。(-_-;)
奈良の我が家に十日いたはなちゃん、ことちゃんとママを神戸に送って行きました。
素晴らしい十日間であった、と言いたいとこですが、しんどいのも事実です。
「孫は来てよし帰ってよし」というのは名言ですね。
聖書やコーランやお経には、いろいろいいことが書いてあるんだと思いますが、全人類が共感できる言葉としては、「孫は来てよし帰ってよし」以上のものはないのではなかろうか。
さて、はなちゃんのアタマの中です。
何か歌ってる。
「♪な〜そにし〜とちはみしにきそ・・・」
聞いたことのあるメロディだなあと思ってたら、「夏は来ぬ」でした。
「♪うのはなのにおうかきねに」というやつです。
最後まで、「♪り〜みきそ〜せちみでたにとし」で歌い切りました。
すごいです。
きのうは朝早くから、ママとおばあちゃんがことちゃんを病院に連れて行きました。
「はなちゃんも行く!」てなことになったら困るので、私がはなちゃんの相手をしてる間に、そっと出て行った。
はなちゃんは気づかず、お絵かきしたりいろいろ遊び、ママが用意した朝ご飯を食べ、また私と遊んでました。
遊びながらはなちゃんが、「おばあちゃんとママ、もうすぐ病院から帰ってくるかな?」と言ったので驚きました。
わかってたんか?
アタマの中どうなってるの。
朝ごはんは、NHKの子供番組を見ながら食べました。
「ママは〜?」てなことになったら困るので、「ながら食い」を許す。
パンとハムとキュウリとトマト。
デザートにメロンが用意してありました。
はなちゃんは、テレビにくぎ付けです。
時々メロンを食べる。
メロンばっかり食べる。
これはまずい。
すきを見てはなちゃんの口にパンを入れたら、テレビを見ながら無意識にもぐもぐ食べました。
次にキュウリを入れる。
もぐもぐ。
次にハム。
もぐもぐ。
次にトマト。
もぐもぐ。
その間、じ〜〜〜っとテレビを見たまま。
パンを入れる。
もぐもぐ。
キュウリ、もぐもぐ。
ハム、もぐもぐ。
トマト、もぐもぐ。
エンエンと繰り返す。
と、テレビを見つめて口をもぐもぐ動かしてたはなちゃんが、テレビを見つめたまま、「メロンも食べさせてよ」とぼそっと言ったんです。
私は椅子から滑り落ちそうになりました。
テレビに集中して口は無意識に動かしてるだけと思ってたら、「メロンが来ないな」と気づいてたんですね。
アタマの中、どうなってるんでしょう。