今日ははなちゃんの誕生日です。
3歳になりました。
ハッピーバースデーの電話をしたら、電話に出たはなちゃんは、「おめでとう!」と言いました。
まあ、はなちゃんにとって、誕生日も難しいし、電話も難しいですね。
バースデープレゼントというわけじゃないけど、きのう、「シルバニアファミリー」の人形を持って行きました。
はなちゃんはさっそく遊んでました。
この人形は、はなちゃんのママや、ゆうちゃんのママが使ったものです。
クマやウサギなどの小さな人形と、家や大量の家具をそろえて楽しむという、ひとつずつは高くないけど、集めると結構な金額になるという、ちょっとやっかいなおもちゃです。
ウチの息子が生まれて、初節句に兜を買いにデパート行ったんです。
そのとき、この「シルバニアファミリー」がショウウインドウに飾ってあるのを見つけたんです。
これは娘たちが喜ぶ!と思いました。
私が子供のころ、我が家に「ドールハウス」というんでしょうか、小さな家があったんです。
昭和初期にアメリカに留学した伯母が買ってきたものです。
赤い屋根の、しゃれた家で、私はこれが好きだったんです。
で、シルバニアファミリーの小さな家を見たときに、娘たちも喜ぶだろうと思ったんです。
娘たちには、「今日は何も買わないよ」と言ってあったんですが、決然と買ってしまいました。
ねだりもしないのにおもちゃを買ってもらえた思いがけない展開に、ゆうちゃんのママは、「夢でもこんないい夢見たことないわ〜」とボーゼンとしてました。
我が家の育児日記にその日のことが書いてあります。
1985年4月14日です。
ゆうちゃんママ7歳、はなちゃんことちゃんママ5歳ですか。
ネットで調べたら、シルバニアファミリーの発売が1985年3月20日となってますから、発売間もないころに買ったんですね。
で、先にも書いたように、以後、動物の家族や家具をどんどん買い足して、一大ファミリーが形成されることになります。
ゆうちゃんのママと、はなちゃん、ことちゃんのママは、シルバニアファミリーを徹底的に楽しみましたね。
シルバニアファミリーでこれほど熱心に遊び楽しんだ子供はいないんじゃないかと思います。
いろんな小道具を自分たちで作りました。
ある日、「パパ、ビデオで写して」と言うので行って見たら、なんと、シルバニア大運動会!
動物たちが鉢巻を巻いて紅白に分かれてみごとに整列。
運動場には、白い糸できれいにラインが引いてあるし、万国旗ははためき、お客さんたちの弁当ときたら、なんちゅうかもう・・・。
これをよく二人で作ったもんだと感心しました。
ホントに、あれがウチの娘たちのピーク、い、いや、そんなことないですが、まあ立派なものでしたよ。
それを今、はなちゃんが使うんです。
ママによれば、今のシルバニアファミリーは、家具などがプラスチックでちょっと安っぽいそうです。
電気製品はどんどん進歩して、手作り品は退歩してるんでしょか。
はなちゃんことちゃんも楽しめるとなると、値打ちありますね。