神戸に行きました。
はなちゃん3歳、ことちゃん9か月、激しく変化してます。
ことちゃんは、すいすいと床の上を泳いでます。
右腕を巧みに操って、斜め前方になめらかに移動します。
不思議である。
9か月の分際で、「巧みに操る」というのが不思議です。
これほどうまく移動できるというのが不思議である。
人類は、別に苦労して直立二足歩行に移行しなくてもよかったんじゃないかと思えます。
不自由なさそうである。
居間、和室、台所、神出鬼没だそうです。
「ハイハイ」だけでいいんじゃないか。
その方が平和に暮らせたんじゃないでしょうか。
ことちゃんの、思い通りに動ける満足そうな表情を見てると、人類の二足歩行は壮大な無駄のように思えるのであった。
はなちゃんは、紙芝居や絵本をおとなしく聞いてるだけの段階を過ぎたようです。
紙芝居の「金のがちょう」を読んでやったら、いろいろ聞くんです。
「昼の日中って、なに?」
「どうしてお手々がくっつくの?」
答えにくいです。
私が、いかに適当に生きてるのかよくわかります。
はなちゃんは、3歳にして一大飛躍の時を迎えてるようです。
今までは、おとなしく聞いてるだけでしたもんね。
「昼の日中って何?」と質問できるのは、大変なことだと思います。
私だって聞きません。
聞き流す。
たいていのことは聞き流す。
聞きなおすのは、料金を言われた時くらいかな。
「え?580円?あ、680円」
それ以外はパス。
どうでもいい。
私の基本姿勢。
口から出まかせにしゃべり、適当に聞き流す。
私だけでなく、人類の基本でしょう。
はなちゃんが、言葉にヘンにこだわって、哲学者みたいになって幼稚園で嫌われるんじゃないかと心配です。