今日は美術予備校。
毎年この時期になると、平日昼間のクラスでも、浪人に混じって現役受験生が顔を出すので、教室は賑わいます。
賑わうといっても、楽しくおしゃべりなんてことはないです。
入試直前のピンと張り詰めた空気、と言いたいとこですが、私はピンと張り詰めた空気を感じ取れるほどの感受性はないです。
それぞれに作品に取り組んでます。
これまでとちがうのは、先生が、「30分以内に仕上げること」とか、時間を切って指示を出すことです。
いかにも、入試直前という雰囲気ですが、それに影響されるような私じゃない。
おちついたもんです。
ゆったりとシャルダンの模写に取り組む。
先生もせかしたりしない。
「この作品、シャルダンは一日で仕上げてると思いますが、若草さんは、納得のいくまで、じっくりやってください」
お言葉に甘えてのんびり、いや、じっくりやる。
受験生たちは最後の追い込みというか、土壇場の悪あがきというか、20分、30分刻みで作品を仕上げてる。
先生に聞いてみました。
「学生さんたちの力は、いつごろまで伸びるんですか」
「受験当日まで伸びます」
なるほどね。
私も伸びてますよ。
グングン伸びるんじゃなくて、ゴムが伸びるようにダラ〜ンと伸びてると思います。
↓伸び盛りシャルダン