なんとなく知ってる言葉ってありますね。
「児孫のために美田を買わず」が西郷隆盛の言葉というのは知ってました。
「えらい!」と思う人も多いようですが、私は、「ふ〜ん」と思ってました。
「児孫のために美田を買うな」と言ったのなら、「人の勝手でしょ」と思うけど、「買わず」と言うのだから、「ふ〜ん」です。
西郷さんてそういう人なんや。
「児孫のために美田を買う」のはどうでしょうか。
子々孫々美しい田畑を伝えていきたい。
これでもいいんじゃないでしょうか。
美しい田畑を維持するには大変な努力が必要だと思います。
「いい田んぼ買ったからな。がんばれよ!」
西郷さんはどういうつもりで言ったんでしょうか。
ネットで調べてもよくわかりませんでした。
元は四行の漢詩なんですね。
「男の心意気」を述べた詩のようです。
「苦労を重ねていよいよ志は固くなった
命を惜しみ安穏な道を行くようでは男ではない
ウチの家訓を知ってますか
児孫のために美田を買わず」
この詩も、「ふ〜ん」と思いますが、「家訓」に引っかかりました。
西郷さんの家って「下級武士」ですね。
これもネットで調べたら、島津家の武士の中で下から二番目の階級だったそうです。
貧乏だったんじゃないでしょうか。
「ウチの家訓」で「美田を買わず」はおかしいのではないでしょうか。
「ウチの経済状態では美田は買えません」ならわかる。
いや、漢詩というのは、そんな現実的なものではないのかもしれない。
いろいろ立派な言葉をつなぎ合わせて楽しむものかもしれない。
いや、やっぱり西郷さんは、何か言いたかったのかもしれない。
私が何を言いたいのかわかってないことは確かである。
↓ゆうちゃんのママを描き始めました。
もちろん写真を見て。
ゆうちゃんを追っかけまわしてるので、座ってる暇はありませんよ。