若草鹿之助の「今日はラッキー!」

日記です。孫観察、油絵、乗馬、おもしろくない映画の紹介など

ゆうちゃんのフレンチカンカン

きのうは、久しぶりでゆうちゃんと公園。

ゆうちゃんの走り回る姿を見てると、爽快な気分になりました。

ダ〜〜〜〜ッと走る。
ブワ〜〜〜ッと走る。

走り回ってました。
野生児というか狼少年というかライオン丸というか、まあそんな感じです。

はなちゃんでは味わえなかった感覚です。

夕食の時間なのに、なかなか帰ろうとしません。

「ゆうちゃん!帰るよ!」と言ったら、私に向かって手を振りながら、「ばあちゃん!バイバイ!」と言いました。

残念ながら今のところゆうちゃんの辞書に「じいちゃん」という言葉はありません。

今日は、ウチの二階で遊びました。
我が家に伝わる、というか、どこからまぎれこんだのか、プラスチックの食べ物のおもちゃが大量にあるんです。

柔らかいプラスチックで、けばけばしい色彩です。
りんご、ぶどう、バナナ、トマト、桃、プリン、ハンバーグ等々。

りんごやトマトはあくまでまっかっかで、桃はピンク!というシリーズです。

ゆうちゃんは、これで遊ぶというか気を紛らすというか、まあ、箱からぶちまけて、さわってます。

で、さわってるなと思ったら、ぶちまけたプラスチック製食品の上に、仰向けに寝転がりました。
そして私を見ると、落ち着いた口調で、「いたい」と言いました。

それは痛いでしょう。
いかに柔らかいとは言え、かたい部分もありますよ。
そんなとこに寝てどうする?

ゆうちゃんは、おもむろに体の向きを変えると、また私を見て、「いたい」と言いました。

そして、うつ伏せになったり、あっちを向いたり、こっち向きになったり、体の位置をいろいろ変えながら、そのつど、「いたい」というんです。

そのうち立ち上がって、プラスチック製の食品を踏んで歩き出しました。
床に広がったプラスチックを踏んで歩いて、「いたい」と言うんです。

「やめなさい」といっても聞かない。
ミシミシミシと踏んで向こうに行ってふりむくと、「いたい」と言うんです。

そのうち、走り出しました。
タッタッタ〜!と踏んで走っていって、「いたい」と言う。

何度も繰り返す。
男の子ならではの行動ですね。
はなちゃんはこんなアホなことしませんよ。

10回目くらいでしょうか、タッタッタ〜!と踏みつけていったと思うと、「いたいいたい!」と言いました。
今までとはちがう、切羽詰った口調です。
顔もゆがんでます。

「いたいいたい!」と言いながらぴょんぴょん跳ねてます。
フレンチカンカンみたいなかっこうです。

「いたいいたい」と言いながら、右足で飛んで、左足をフリフリ振ってます。
ゆうちゃんのフレンチカンカン、色気もクソもないです。

どうしたのかなと思ってたら、フリフリ振ってた左足の裏から、プラスチックの真っ赤なりんごが飛び出しました。

足の裏にりんごを踏みつけたまま走ってたんですね。
そ、それは痛かった!(-_-;)