朝日新聞奈良版。
「宿貸した翌朝・・・男と楽器消える」
橿原署は、無職の男性A容疑者(27歳)を窃盗の疑いで逮捕した。
会社員Bさん(52歳男性)のテューバ(83万4千5百円相当)を盗んだ疑いである。
Bさんが市内の体育館で演奏していた時、Aと知り合った。
Aが「体調が悪い。どこかで泊まりたい」と言ったので、自宅に泊めてやった。
翌朝、Aの姿がなく、テューバがなくなっているのに気づいた。
なんだか不思議な「事件」ですね。
見出しの雰囲気から、朝日新聞も面白がってるのじゃないかと邪推します。
まあ、朝早くに、大きなテューバをかついで逃走する男の姿を想像すると、ちょっと面白いかな。
例によって、朝日新聞、情報不足と思います。
Bさんは、何を演奏してたのであろうか。
A容疑者は、演奏会に来た客なのか、出演者なのか。
楽器目当ての盗みの常習犯なのか。
知り合ってすぐ泊めてやったのは、テューバの話で盛り上がったからだろうか。
どこでどうして捕まったのか。
高価なテューバを手に入れてうれしくなって、朝っぱらから大きな音で鳴らして捕まったのであろうか。
売りに行って捕まったのか。
橿原署の調べに対して、男は容疑を認めているそうです。
「なぜテューバを盗んだのか」
「カネがなかったのでつい盗んでしまいました」
「これがホントの、テューバしのぎだな」
「え〜かげんにしなさい!」
「ホントにネッ!」
橿原署の話では、取り調べの刑事が容疑者に突っ込まれるのは珍しいことだそうです。