朝日新聞夕刊。
「ミナミ客引きアカン?」
「アカン?」とカタカナで書くとこが、いかにも「大阪ネタ」という感じです。
大阪ミナミの繁華街での飲食店の客引きが問題になってる。
つきまとわれて迷惑だという苦情が増えてるそうです。
若い頃からミナミで飲んでますが、昔はなかったと思います。
いつごろからか、「客引き」が出現して、数も増えてしつこくなったと思ってたら、またおとなしくなって数も減ったと思ってたら、また最近増えてきたように思います。
私みたいに、決まった店に行くものからすると、「客引き」なんか効果があるのか不思議ですが、あるんですね。
先日、道頓堀を歩いてたら、私の前を、私くらいの歳の男性がひとりふらふらと歩いてた。
横から若い男が近づいて、「これから飲みですか?」と声をかけた。
「行く店、決まってるんですか?女の子のいる店がいいですか?」
いろいろ話しかける。
「この先にいい店あるんですよ」
二人はしばらく歩いて、雑居ビルに入って行きました。
人の良さそうなおじさんだったので、いい店であることを祈りました。
それにしても、ひとりふらふら歩いてて、突然現れた男についていくというのにびっくりしました。
私がミナミ飲むときは、たいてい高校時代の友人T君と二人です。
二人で歩いてると、必ず何度も客引きに声をかけられます。
前から不思議に思ってるんですが、絶対にT君に声をかける。
私にはかからない。
最近のことですが、T君と会う場所に向かって歩いてたんです。
私の少し前を、若い男性が歩いてて、ミニスカートの若い女性がぴったりとつきまとってました。
ずいぶんしつこいなあと思ってたら、やっとあきらめたみたいで、その男性から離れてこっちに向かってきました。
そして、ぱっと私と目があった。
わ!
まずい!
つきまとわれる!と思った瞬間、彼女は目をそらせてあっちへ行ってしまった。
客引きから一瞬で見放されれる私って・・・?(-_-;)
よほどカネを持ってないように見えるのか。