朝日新聞朝刊。
プロ野球中日ドラゴンズの岩瀬投手が、最多セーブを記録したそうです。
おめでとうございます。
記事の中で、岩瀬投手は鎖骨を使うのが上手だと書いてありました。
「鎖骨を使う」
鎖骨って、使うものだったのか?!?!
目からウロコというか晴天のヘキレキというか鬼のカクランというか台風一過というか、よくわからん話です。
鎖骨は知ってます。
わりと有名な骨ですよ。
外から見てわかります。
肩甲骨も有名ですね。
これも外から見てわかる。
肋骨も、まあ有名かな。
外から見てわかる人とわからない人がある。
私はわかる方です。
鏡を見て情けないというほどじゃないんですが、自慢できるほどの上半身ではありません。
なんの話か。
鎖骨です。
さて、鎖骨の使い方ですが、どう使う?
私にとって、鎖骨は、そこにあるものです。
使うものじゃない。
いや、思い出しました。
昔々、おばあちゃんと風呂に入ったとき、おばあちゃんの鎖骨のところにお湯がたまっているのを見て感心したことがあります。
鎖骨を使ってお湯をためることができる。
しかし、これは「鎖骨を使って」じゃなく、「鎖骨があるから」ですね。
人物画教室の88歳の先生は、ときどき「鎖骨美人」ということを言われます。
私にはピンと来ない表現なんですが、何度も言われるところを見ると、「鎖骨美人」というのが存在するんでしょう。
先生にとって、「鎖骨」は女性美を表す重要なものなんでしょう。
う〜む。
どうも鎖骨の使い方というのがよくわかりません。
だいたい、「鎖骨」の「鎖」ってどういう意味なんでしょうか。
肩甲骨とか大腿骨はなんとなくわかる気がするけど、鎖骨はナゾだ。
考えれば考えるほどわからなくなる鎖骨である。
それを上手に使いこなしてるんだから、岩瀬投手はえらいと思いました。