若草鹿之助の「今日はラッキー!」

日記です。孫観察、油絵、乗馬、おもしろくない映画の紹介など

柿を描く

柿を描きました。

人物画専門の私がなぜ柿を描いたのか。

柿が好きだから。
特に平種なし柿が好き。
平種なし柿を見ただけでヨダレが出る、というわけで描いたのではありません。

ヨダレは出るんですが、それで描いたんじゃなくて、はなちゃんを描くのにつかれはてたからです。

気楽に柿でも描いてみよう。

柿なら気楽に描ける。
いや、柿が気楽に描けるんじゃなくて、果物なら気楽に描ける。

果物をなめとるんか?
なめてるわけじゃないですけど、気楽ですよ。

似てなくても果物は気を悪くしない。

というか、果物に似るも似ないもない。
私の友人Sくんは、大学で美術を教えている関係で、「市民美術講座」みたいなのに、講師として招かれることがある。
そんなとき、果物を描いてもらうそうです。

なぜか。
あまりひどいことにならない。

コップなんかだと、左右対称とか、けっこう難しい。
円とか楕円とか長方形とか三角形とか、いろいろややこしい。

果物は、形や色の許容範囲がかなり大きい。
バナナをかなりヘタに描いてもバナナに見える。
リンゴを相当ヘンに描いてもリンゴに見える。

で、「初めての水彩画」とか「初めての鉛筆画」の題材は。果物が適当ということになる。
そうSくんに聞いてから、ぶっちゃけた話、私は果物をなめてます。

はなちゃんの服を描くのに行き詰って疲れ果てた私は、「油絵技法:質感を表す」という本を注文しました。

さっき届きました。
早速読んでみましたが、どうも参考になりそうにない。
疲れ倍増である。

で、柿でも描いてみようと思ったんです。

Sくんの言うとおり、果物はいいですねえ。
ぜんぜん気を使わない。

いや、まともで真面目な画家は気を使ってると思いますよ。
私は気を使わない。

あっという間にできあがります。ヽ(・∀・)ノ

↓みんなで食べよう!平種なし柿!