子供のころ、というと、60年ほど前の話ですが、「女の中に男が一人!」とか「男の中に女が一人!」というようなはやし言葉というか、冷やかし言葉というか、ありました。
今、カルチャーセンター人物画教室で、私は「女の中に男が一人」状態です。
通い始めたころは男3人で、すぐ一人やめて、今年もう一人やめて、私一人になりました。
教室はハーレムです。
60代70代女性十数人の中で一人がんばってます。
高校生のころなら、こういう状態は結構大変だったと思いますが、年の功で、ぜんぜん大変なことはありません。
いや、高校生のころでも、60代70代の女性に囲まれるのは大変じゃなかったかな。
女性たちが可愛がるから大変だったかな。
そういう経験がないから分かりません。
きのうの人物画教室で、88歳の先生が70代女性を指導。
いつも先生は、厳しい中にもユーモアがあるというか、ユーモアの中に厳しさがというか、味わい深い指導ぶりなんですが、70代女性、なかなか手ごわいです。
「あのね、おたくさんの絵はね、小学生の絵です。小学生が描くとこうなります」
「小学生!?ふ〜ん、こう見えますけどねえ」
「あのね、床がね、こう、立ってるように見えるでしょ」
「う〜ん・・・すわってるとこう見えますけどねえ。先生、すわってみて」
「いや、すわるとか立つとかじゃなくて・・・」
大変です。
↓小学生みたいとは言われなかったけど、色がちょっと単調ですかな、と言われました。
来週加筆してみます。