若草鹿之助の「今日はラッキー!」

日記です。孫観察、油絵、乗馬、おもしろくない映画の紹介など

男前

家内の実家の近所の、長年お世話になっていたS医院の先生が亡くなって、息子さんが跡を継いだという話だった。

家内の妹から、S医院に行った報告。

30代と思える若い先生は、お父さん同様親切で誠実そうな先生で、病状の説明も明快、こちらの質問にもていねいに納得いくまで答えてくれて、治療方針もわかりやすく、というようなことには一切触れず、妹の感想はただ一言、「男前やわ〜!」

「おねえちゃん、一見の価値あるよ!」

そう言われては一目なりとも若先生にと気は焦り、幸いインフルエンザも流行の兆し、人ごみに出て帰っても手も洗わずうがいもせず、さあこいインフル、ノロウイルスと、待てど暮らせど、熱はおろかせきも出ず鼻水も出ず、悪寒もせず、頭も痛くならず、腹も痛くならず、関節も痛くならず、めまいのぼせ動悸息切れもなく、しもやけ水虫はもちろん全身に赤いぶつぶつもなく、せめて夜泣きカンの虫との願いもむなしく元気ハツラツオロナミンC状態の家内は、住み慣れた我が家で見慣れた男前の顔を拝むことで満足する他ないのであった。

↓アンデルシュ・ゾーン模写、一応終了。
 この絵を見たとき、「うまい!」と思いましたが、模写してみて絶望的にうまいと思いました。
 勉強になりましたです。