成長というのも不思議なもんです。
今一番身近に感じるのは、生後8ヶ月のあきらくんの成長。
みごとにはいますが、私のひざなんかにつかまって立とうとするんですな。
なぜ立とうとするのか。
あきらくん本人に立つ気はないと思います。
立つ気はないのに、立とうとする。
不思議である。
せっせと立つ練習をしているように見えます。
誰に言われたわけでもないのに。
へんなかっこうで立つ。
足をくじくんじゃないか、ねんざするんじゃないか、スジをちがえるんじゃないか、というような危うい格好で立つ。
あきらくんの中に、そうさせるものがあるんでしょう。
一昨日、神戸に行ったとき、はなちゃんと公園に行きました。
はなちゃんが、公園の花に水をやりました。
「おじいちゃん、地面がかわいてるからお花に水をあげるんだよ」
次の言葉にこけそうになりました。
「おじいちゃん、ちなみに、お花を植える時も水をやるんだよ」
ち、ち、ち、ちなみにって・・・。
4歳児、成長ですな。
その私の留守中に、ゆうちゃんがウチに来てたそうです。
ゆうちゃんがDVDを見たいというのでつけようとしたら、なかなかつかない。
で、ママが、「ゆうちゃんがこわしたんとちがうか」と言ったら、ゆうちゃんは、「おじいちゃんがこわしたんとちがうか」と言ったそうです。
もうすぐ3歳児、激しい成長ですな。
純真無垢なゆうちゃんから邪悪なゆうちゃんへの成長。
欠席裁判というか、罪をなすりつけるというか、陥れるというか、実に陰険邪悪ではございませんか。
人間は、こういうふうに成長するようにできてるんですね。
まあ、わたくし、ゆうちゃんのためならどんな濡れ衣でも着る覚悟はできておりますが。