若草鹿之助の「今日はラッキー!」

日記です。孫観察、油絵、乗馬、おもしろくない映画の紹介など

胆力勝負

体力勝負と胆力勝負と、どっちがむずかしいでしょうか。

幸か不幸か、肝のすわった人に出くわしたことがありません。

自分の肝っ玉が試される場面も経験してない。
まあ、よかったです。
試されたくない。

体力勝負も経験してないか。

たいした人生経験じゃないですね。
こういうのを、馬齢を重ねるというんでしょう。

さて、今日は乗馬クラブで、と、我ながらうまい話のつなげかたですなあ。
そうでもない?
失礼しました。

乗馬クラブで女性同士のおしゃべりを聞いてました。

海外旅行に行った話です。
自由行動の時、牧場を通りかかって、馬がたくさんいたので、乗せてほしいと交渉して乗ったそうです。

いい度胸だと思います。
私と同年配で、乗馬経験は私より浅い女性です。

私なら、先生の付き添いなしでは乗りません。

乗馬経験ある女性三人と、経験無しの男性一人で乗ったそうです。

牧場の人が先導してくれた。
牧場を出てどんどん歩いて行って、川を渡って、山道に入り、断崖絶壁を進んだそうです。

「こんなところ、だいじょうぶかな」とこわかったけど、言葉ができないので、仕方なくついて行ったそうです。

男性は、「こわくてたまらなかったけど、女性が黙ってるので、言えなかった」そうです。

いい度胸というより、気の毒といったほうがいいのか。

いい度胸の人は知らないけど、気の毒な人はたくさん知ってる。

あまりいい人生じゃない?
大きなお世話です。