バラを描こう!と思いました。
油絵といえばバラでしょう。
バラの絵はたくさん売ってます。
しょーもない絵が多い。
なぜか。
バラがきれいだからでしょう。
安井曾太郎みたいな名人でないとムリです。
私は名人じゃないと思ってたので描く気がしなかったが、この度めでたく名人位を獲得したのでやる気になった、というわけじゃありません。
なんとなくです。
家内が買ってきたバラを見ただけで、描く気をなくしますね。
ややこしい。
複雑である。
人間の顔の方が単純です。
顔を描いて、似てるとうれしい。
顔を描かれて、似てるとうれしいか。
しりません。
バラを描いて、似ててもあまりうれしくないと思う。
というか、似てるか似てないかわからんと思う。
複雑でややこしいものを一生懸命描いて、似ててもうれしくないとなると、やる気がおきないのは当然でしょう。
そこをまあ、一度くらい花の絵も描いてみようということで挑戦です。
しっかり観察するのが基本でしょう。
名人小磯良平さんは、草花一本鉛筆で描くのに、6、7時間かけたそうです。
名人だからできるんですよ。
美大受験生でもできるかな。
私には無理です。
観察、1、2分が限度です。
それ以上観察してると、目が回ってくる。
無理して、10分ほど観察してから描き始めました。
なるほど、あの多くのしょーもないバラの絵は、10分ほど観察して描いてるんだなと納得しました。
描き始めたばかりで悲観しててもしかたない。
もうちょっとがんばってみます。