若草鹿之助の「今日はラッキー!」

日記です。孫観察、油絵、乗馬、おもしろくない映画の紹介など

許せない

適当なところで許す、というのもありです。

半端なことは許さない、というのもありです。

どこが適当か、何が半端か、難しいところである。

美術予備校の先生は、適当なところで許してくれない。
石膏デッサンを習ってる時、そう思いました。

わたしが、「まあ、こんなもんだろう。完成!」と思っても、許してもらえない。

「ボリューム感が足りませんね」とか、「顔と体のつながりがイマイチですね」とか、なかなか許してもらえませんでした。

今、モネの模写をしてます。
私としては、先々週くらいで完成のつもりだったんですが、先生は満足できないようです。
描いてる私は満足してるのに、先生は満足できない。

それでいいんですよね。
許してもらえないから、がんばる。

先生に許してもらえないからがんばるというのではダメですね。
自分で自分を許せない!許さない!というようでなければダメだ。

ダメだけどしかたない。

で、今日こそ完成と思ってたのに、先生のお許しはまだ出ませんでした。

同じ社会人クラスの、私と同年輩の男性Aさんが、この絵を見て、「誰の絵ですか」と聞きました。
Aさんからそう聞かれるのは3回目です。

「モネの絵です」と答えたら、「あ!そうですか!モネですか!」と感心してました。

許します。