若草鹿之助の「今日はラッキー!」

日記です。孫観察、油絵、乗馬、おもしろくない映画の紹介など

絵はいつ仕上がるのか

絵を描く人は「はい!完成!」と筆をおけるようになったら一人前というのはよく聞く話です。

なかなか、「はい!完成」と言えません。

「う〜ん、こんなもんかなあ・・・これ以上、どうにもならんなあ・・・でも完成とは言えんなあ・・・ま、いいか」という感じです。

その点、模写してる名画は、あたりまえですが「完成作」です。

「ここはちょっとなあ・・・」というような部分はありません。

有名な画家が一生手元に置いて筆を入れ続けたという絵もあるようですが。
私なんか、手元を離れる絵なんかない。
手元に置きっぱなし。

で、手元に置いて見てるうちに、「ちょっとなあ・・・」と思えてくる。
当然ですね。

どこに筆を入れたらいいのか。
たぶん、全面的。

そうもいかんから、適当にちょこちょこやってます。

セザンヌドガも、ちょこちょこ筆を入れたがる画家だった。
二人がちょこちょこ筆を入れてるうちに、ダメになることも多かったようです。
ドガは、売った絵でも筆を入れたがるので、買った人は困ったそうです。

↓筆を入れたけど誰も困らないかわりにだれも喜ばない私の絵。