きのう紹介した首相の演説を読むと、時代がちがうとしか言いようがないです。
そういう時代だった。
歴史学者ウエッジウッドさんが、歴史を研究してきての感慨。
「時代の大きな流れの中では一人の人間は無力である。しかし、時代の大きな流れを作り出すのは、一人の人間である」
そういう時代だった、とも言っておれない。
テニスの錦織選手が、日本男子として96年ぶりに全米オープンテニスで4強入りした。
すごい!
ものすごいと思います。
96年ぶりはすごい。
今日の朝刊に、96年前に4強入りした熊谷選手が紹介してある。
1918年、銀行員として、ニューヨーク駐在中に出場したんだそうです。
1922年には、清水選手が、全米オープンで8強入りしてます。
清水選手は、三井物産社員で、カルカッタ駐在中にテニスをはじめて、アメリカ駐在員の時出場して8強入りしたのだそうです。
う〜ん。
この時代の、「全米オープン」って、どんな大会だったんでしょうか。
テニスって、どんなスポーツだったのか。
「全米オープン」は「全米オープン」、「テニス」は「テニス」に変わりはない。
時代がちがう。
そうかもしれない。
「全米オープン」も「テニス」も変わりはないけど変わってしまったのだ、というのが簡単かもしれない。
簡単かもしれないけど、なんのことかわからない。
96年ぶりというのは、すごすぎてどういうことか素人にはわからないというのが正しいと思いました。