若草鹿之助の「今日はラッキー!」

日記です。孫観察、油絵、乗馬、おもしろくない映画の紹介など

靴を忘れる

乗馬クラブのツアーで金沢に行って、旅館に靴を忘れてきました。

靴を忘れるなんてあるのか?
あるんですな。

きのうの早朝、千里浜海岸で馬に乗るので、旅館を出る時、馬に乗る服装で出発したんです。
はいていった靴は、旅館の人が靴箱に入れたんですね。

それに気づかず、ブーツをはいて、そのままバスに乗ってしまった。

馬に乗って、帰りのバスで気づいた。

「あ!靴を忘れた!」と言ったら、同じ部屋だったKさんが、「アハハ」と笑った。
私よりいくつか上の男性です。

「なんでまた?靴を忘れたって、どこで?」

「旅館ですね」

「あはは、旅館に忘れたの?それは・・・あれ!・・・ボクもや!」
「もう!しっかりしてくださいよ!Kさんがぼんやりしてるから」
「え、ぼくがぼんやりしてるって、あんたも忘れたんじゃない」
「私はうっかり忘れたんですよ。うっかり忘れるってだれでもあるでしょ。Kさんがぼんやりしてるから二人とも忘れたんですよ」
「あんたはうっかりで、ぼくはぼんやり?」
「宅急便で着払いで送ってもらいましょう。Kさんの責任ですから、宅急便代はお願いします」

Kさんは納得できない様子であったが、私は、他の部屋の人が誰も靴を忘れなかったことに納得できなかった。