若草鹿之助の「今日はラッキー!」

日記です。孫観察、油絵、乗馬、おもしろくない映画の紹介など

悪事

1歳5ヶ月のあきらくんは、悪事を働くために生きてるというか、悪事を働くのが生きがいというか、危険なこと不潔なこと、してほしくないあらゆることを、選択的優先的全面的徹底的に行います。

ホモサピエンスの男は、こういう風にできてるんですね。

今日、公園に行くと、植込みの裏側にもぐりこもうとする。
狭くてじめじめしたところを好む。

溝の中を歩きたがる。

公園の溝はまだいいですが、道路沿いの深い溝も歩きたがる。
深い溝の中をうれしそうに歩きながら、手で道路をさわりまくる。
犬がおしっこしてるかわからないしウンチが落ちてたかもしれない。

家に戻って、庭で遊んでても、植木の裏側に入り込む。

ベランダなら何もないから、ベランダで遊ばせよう。

あきらくん愛用のアンパンマン手押し車を二階まで持ってあがって、あきらくんに靴をはかせてベランダに出した。

ベランダには何もない、と思ったのは大人の浅はかさであった。

せっかく持ってあがったアンパンマン手押し車には見向きもしなかった。
ベランダに出ると、すぐ木の実を見つけた。
風で飛んできたのか鳥が落としたのか知らんが、腐ったような干からびたような木の実が落ちてる。

ほほ〜、こんなものが落ちてるんだ、と感心してたら、あきらくんは次々と見つける。
ベランダには大量の木の実が落ちてる。

次に、虫の死骸を見つけた。
ベランダには、腐ったような干からびたような虫の死骸がたくさん落ちてた。

次に、柿の実を見つけた。
カラスが食べて落としていったのだろう。
腐ったような干からびたような柿の実は、一個しか落ちてなかった。

あと、クーラーの室外機もあるし、とゆもあるし、排水口もあるし、何もないと思ったベランダには、意外にもあきらくん好みのものがいろいろあることがわかった。

どこへ行っても、あきらくんの悪事の種は尽きないことが分かった。

極楽へ行っても悪さをするので阿弥陀様に怒られる。
地獄へ行っても悪いことばっかりするから、閻魔様ももてあます。

↓悪事を働くだけじゃないです。
 たまにはご機嫌でスイング!