久しぶりに神戸に行きました。
はなちゃん5歳、ことちゃん3歳。
幼稚園からバスで帰ってくるのを、ママといっしょにむかえに行きました。
バスの窓から二人で手を振ってくれました。
バスから降りてきたことちゃんは、すぐ抱きついてきます。
ことちゃんばっかりべたべたしてたら、はなちゃんに悪いなと思いましたが、まあ、はなちゃんは、しかたないわ、という感じで見てました。
大勢のママさんがむかえにきてましたが、一人のママさんが、先生にニコヤカに何か言ってる。
忘れ物かな、と思ったら、ちがいました。
そのママさんの男の子が、バスに乗ってなかったんです。
先生がケータイで確認、男の子はまだ幼稚園にいたんです。
いや〜、ママさん、いい度胸ですな。
子供が降りてこなかったのにニコニコ。
さて、ことちゃんは、私に向かって、「パパは会社」と言いました。
「今日はね、会議!」
そ、そーどすか。
パパのスケジュール、おさえてますね。
昼食後、三人で公園に行きました。
そこへ、幼稚園の友達がやってきて、二人は大喜びでしたが、残念ながら、その子は、英語のお勉強に行くとこでした。
はなちゃんは、「おけいこ事してる人、たくさんいるよ。スイミングとか、いっぱい習ってる人いるよ。はなちゃんは、ピアノだけだけど」と言いました。
公園で遊び終わって、マンションのエレベーターで、ことちゃんが、自分でボタンを押すと言いだしました。
ムリでしょ、と思ってたら、ことちゃんは、「だるまさん」と言って、8階のボタンを押しました。
ママが、「8」を「だるまさん」と教えてるんですね。
そして、次に「蝶々」と言って、ドアを閉めるボタンを押しました。
なるほど!
ドアを閉めるボタンは、蝶々のような模様になってますな。
「だるまさん!」と「蝶々!」で、ことちゃんは8階の我が家に帰れるんですね。
家に帰って、紙芝居をしてやってたら、「カタカナおけいこ帳」というのがあるのに気付きました。
「はなちゃん、カタカナのお勉強してるんだね」
「うん。でもね、おけいこに行ってるんじゃないんだよ。どこかに行って、先生に教えてもらってるんじゃないんだよ。誰かに教えてもらってるんじゃなくて、はなちゃんがおうちで一人でお勉強してるんだよ」
理路整然、かんでふくめるように説明してくれました。