若草鹿之助の「今日はラッキー!」

日記です。孫観察、油絵、乗馬、おもしろくない映画の紹介など

要望書

自治会の仕事をするようになって初めて、「要望書」というものを書くようになりました。

要望書を書いて市役所に提出する。

仕事をしてる間、要望書なんか書いたことがなかった。

自治会では、道路や公園なんかについて、要望するんですね。
警察や消防に要望することもある。

要望に行って驚くのは、こっちが要望するより先に、向こうが要望することです。

「○○自治会です」
「あ、○○自治会様、実は私どもでこのたび・・・。ご協力をお願いしたいと・・・」

こっちの要望を言うより先に要望されてしまう。
あちらにとって、自治会というのは便利な組織のようです。

今日は、市役所に要望に行って、やはり、先に要望されてしまった。

おたがいの要望をすませたところで、気になってたことを質問しました。

ウチの自治会の公園に、「健康遊具」が出現したんです。
高齢者がすわってストレッチ運動ができるようなベンチです。
ピカピカのベンチが、ド〜ン!と出現した。

子供用の遊具を更新してほしいというママさんたちの要望を無視して高齢者用か、というようなことは思いません。
このあたりは高齢者が多いのだから、高齢者向け設備ができても不思議はない。

で、前の会長に、そういうものを市に要望したのかと聞いたら、「知らない」ということだったんです。

で、市の人に質問しました。

「あのベンチは、自治会が要望したんでしょうか」
「いや、自治会からの要望で設置したわけではありません」

市の方で、これからの時代、高齢者向け設備も必要だろうということになって、適当に公園を選んで設置したそうです。

何かにつけて「要望書を出してください」というくせに、おかしいではないか。

自治会になんの断りもなくけしからん!とは思わんけど、相談くらいあってもいいのではなかろうか。

たぶん、もっとこまめに激しく要望しなくてはいけないのでしょう。