「大規模災害発生時における避難所開設訓練」というのに自治会代表として参加しました。
大規模災害が起こったときは、学校や公民館が避難所になって、その運営は自治会がやる。
言われてみれば、そうだろうなと思います。
そうだろうなと思いますが、自分がそんなことをするようになるとは思いませんでした。
きのう、「飲み水と帽子を用意してください」という連絡がありました。
会場は、小学校の体育館と聞いてたんです。
まさかこのくそ暑いのに外でやるんか?
外でもやりました。
体育館と運動場を出たり入ったりでした。
暑かったですが、大規模災害に暑いとか寒いとか言ってられませんよ。
となりにすわったどこかの自治会長が、私に、「奈良では大規模災害なんかおこりませんよ」と断言しました。
「大仏殿が、ず〜っとたってるんですから」
なるほどね。
被災者役の市の職員が入場する場面で、後ろの方の席から、「若い子はきれいやなあ」という声が聞こえました。
なるほどね。
市の職員が、避難所に必要ないろいろな設備を紹介してくれました。
「これは、簡易段ボールベッド、タイプAです。簡単に組み立てられて快適です。市が避難所に用意してるわけではありません」
「これは簡易段ボールベッド、タイプB。これも、市で用意しているわけではありません」
「簡易トイレ、市で用意してるわけではありません」
以下同文で、市で用意してないものがいろいろ紹介された。
被災者を避難所に受け入れる時、ペットが問題になるようです。
「このワンちゃんは家族なんです!」
「この猫とは一緒に寝てやらなければ!」
「このセキセイインコと離れるわけにはいかないんです!」
いろいろあるようで、いろいろ勉強になりました。