きのうは、自治会の連合の集まり。
私が、ある件について報告をしました。
Aさんが手を上げて、「質問!」
いろいろ言われるんですが、何を聞きたいのかよくわからない。
わからないけど、どんどんしゃべる。
困ったなあと思ってたら、BさんがAさんに、「何を聞きたいんですか?質問の趣旨がよくわからんのですが」
Aさんは、経験豊富で活動家で立派な人である。
話も面白いんですが、話の肝心のところがよくわからない。
で、その肝心のところについて質問すると、それには答えず、また別の面白い話になる。
別の話も面白いんですが、また肝心のところがわからない。
で、その肝心のところについて質問すると、以下同文で、おもしろかったけどなんの話だったかなあ、という感じで終わるんです。
きのうの「質問」も結局なんのことかよくわからず、わからないままに適当に答えておしまい。
会議は、「防災」に移りました。
ここでまたAさんが発言。
阪神大震災のときの、Aさんの大活躍の話です。
大震災の翌日に、八方手を尽くして救援物資をかき集め、山を越え谷を越え決死のトラック部隊を指揮したという、手に汗握る話なんですが、肝心のところがよくわからない。
で、そのよくわからな肝心のところについて質問したいのはやまやまなんですが、ぐっとこらえる。
質問したら長くなる。
話がどんどんそれる。
興味津々ではあるけれど聞きたいことも聞かずぐっとこらえる。
出席者は、みんなAさんをよく知ってるから、みんなぐっとこらえてた。
みなさん、興味津々だけどぐっとこらえてる顔であった。
誰か質問するんじゃないかとハラハラしたけど、全員口を真一文字に結びなんの質問もせず一言も発することなくこらえ通したのはエライと思いました。