若草鹿之助の「今日はラッキー!」

日記です。孫観察、油絵、乗馬、おもしろくない映画の紹介など

レーピン、セローフ、セザンヌ

セザンヌを知ってる人はレーピンを知ってる人より多いと思います。

レーピンを知ってる人はセローフを知ってる人より多いと思います。

画家です。
レーピンの弟子セローフを知ってる人はかなり少ないと思う。

アマゾンと宅急便とカードのおかげで、日本では知る人の少ない画家の画集を買うことができます。
残念ながら辞書を頼りになんとか英語を読める程度なんで、フランス語、イタリア語、ドイツ語、ロシア語などの本はダメ。

この数年、英語圏の画集や油絵の技法書を買ってます。

買うとき、出版社のことなんか頭にないです。
この画家の画集がほしいと思うだけ。
出版社の名前なんかどうでもいい。

そうしていろいろ買って、本棚に並んでるのを見て、「あれ?同じマークがたくさんある」と思いました。
同じ出版社のものがあるんです。

まあ、あたりまえですか。
油絵の本を出版する会社。
美術系出版社。
限られるでしょうね。

ウチの本棚にイェール大学出版局の本が6冊ありました。

パークストーンと言う会社の本が3冊。

リゾリと言う会社の本が3冊。

ファイドンとアベブリプレスが2冊ずつ。

きのう届いたのは、パークストーンの4冊目、『セザンヌ』です。

パークストーン社の画集は、これまでに、マルケ、レーピン、セローフの3冊買ってます。

安いんです。
とくに、ロシア画家レーピン、セローフは安かった。
セローフの画集なんか1500円ですよ。
立派な画集が1500円。

レーピンも2000円くらいでした。

で、今回、2000円の『セザンヌ』を注文したんです。
で、届いた本を見てかっくんとなった。

これです。

左から、レーピン、セローフ、セザンヌ

これが同じような値段って、かっくんとなりますよね。

だまされたとは言いませんが、だまされたような気分である。

出版社のことなんか気にしなかったけど、パークストーン社の本はベトナムの会社が制作してるようです。

印刷はインドとかイタリアとか。
海外の美術出版社の本で、本国で印刷してるものはないようです。

このセザンヌも悪くはないんです。
本は大きさじゃないですよ。

大きさじゃないけど・・・う〜ん・・・どないなってますねん。