第69回大阪実業団対抗駅伝の応援に家内と行ってきました。
息子が、職場のチームのピンチランナーとして走ることになったからです。
ウチの息子は、親に似ずアウトドア派というかスポーツ系というか、走ったり身体を動かすのが好きです。
駅伝に出場すると聞いたときは驚きました。
息子は、本格的に走ってるわけじゃない。
駅伝というと、パッと頭に浮かぶのは、箱根駅伝。
過酷な山登り、エースの大不調、息も絶え絶えに中継点に倒れこむのはまだましで、時間オーバーで母校の襷がつながらないという悲劇まで、一気に頭に浮かびました。
息子が、そんな悲劇の主人公になるのか、お嫁さんにそんな姿を見られたら、とよけいなことを考えたのは浅はかで、出場900チーム(!)を何組かに分けて、一組250チーム(!)の対抗戦、会場の長居公園の周囲をひとり3キロちょっと走ると聞いて、これは「駅伝」になるのであろうか、抜くとか抜かれるとか順位とかあるのであろうかと一挙に気楽になって、家内と二人で出かけました。
長居公園に着くと、すでに多くのランナーが走ってました。
そのランナーたちを見て、この人たち、走ってるのかな?と疑問に思いました。
とてもゆるい走り方だったんですが、ゆるいはずで、その人たちは駅伝の出場者じゃなかった。
ただ何となく長居公園を走る人たちであった。
ただ何となく長居公園を走る人があまりにも多いので驚きました。
息子のお嫁さんとしょうちゃんと待ち合わせて、息子の出番に合わせてゲートに向かいました。
颯爽とゲートから駆け出してきた息子を見て、家内が、「まーく〜〜〜ん!」と絶叫したのは恥ずかしかった。
↓こんな感じで次々と飛び出してきます。
息子が公園を一周して戻ってくるまで約15分、もちろん順位なんかわかりませんし、息子が何人抜いたのか抜かれたのかもわからない。
ニコニコともどってきたので、日ごろテキトーに走ってるだけのことはあると安心しました。
非常に気楽な大会で、ガンガン走ってるチームもあれば、おじさんやおばさんがよたよた走ってるチームもあって、息子は第5走者だったんですが、まだ第3走者のチームもあり、声援も、よたよたのおじさんおばさんに、「○○さ〜ん!がんばって〜!」「××さ〜ん!おそすぎ〜!」とか、にぎやかなものであった。
まあ楽しかったです。