「政治家とカネ」は繰り返し問題になります。
繰り返し問題になると繰り返し思い出すことがあります。
ここでも書いたような気がするし繰り返しになるかも知れんけどとにかく繰り返すのだからしかたないです。
私が思い出すのは、散髪屋での出来事で、なんの根拠も裏付けもない話です。
それなのに忘れられない話しです。
長年通ってた散髪屋は、東大阪市役所の近くでした。
オヤジの話では、以前は勤務時間中に市の職員が大勢散髪に来たそうです。
市役所は引っ越したんですが、それでもやってくる市の職員や元職員がかなりいるということでした。
小泉首相の時代だったと思うんですが、奥さんにひげをそってもらってる私の隣で、元市の幹部という感じの人がオヤジに散髪してもらってた。
その客が、地元選出の国会議員の先生のお世話をする係を務めたころの思い出話を始めたんです。
「先生のお世話」って何をするのか聞きたかったです。
で、塩川財務大臣の話になった。
いや、塩川さんの名前が出たわけじゃないんですが、話の内容からして、塩川さんのことだなと私が思ったんです。
その人は、塩川さん(たぶん)のことを大変にほめました。
「何人もの先生のお世話をしたけど、あんな立派な人は見たことがない。ああ、こんな立派な先生もいてはるんや!と感心した」
立派でない先生の話も聞きたかったです。
「しかしなあ、そんな立派な先生が、自分を支援してくれてる会社がからむ話になったら、人間変わるからなあ!恐ろしいもんやで」
この言葉が繰り返し思い出されるんです。
散髪屋で聞いた、なんの根拠もない話なんですが。